RA ガイド · 第 06 章
狙い方と弾道
このゲームの矢は真っ直ぐ飛びません。落ちる前提で、距離と高さを読むところから始まります。
矢は落ちる
Ragdoll Archers の矢は、発射後に下へ落ちます。これは公式ページに書かれている仕様ではなく、ラグドール物理を使った弓術ゲームとして画面で確認できる挙動です(推測ではなく観察ですが、数値の裏付けはありません)。
実務的には「近距離は照準どおり、中距離から上を向く」と覚えれば足ります。逆に、高所から撃ち下ろすときは落下が浅くなるので、ほぼ照準どおりに当たります。
この非対称性が、このゲームのポジション取りの意味になります。同じ敵でも、平地から撃つより塔の上から撃つほうが当てやすい。
距離と角度
放物運動では、同じ初速なら45度前後がもっとも遠くに届きます。ゲーム内でもこの性質が保たれているかは確認できていません(推測)。ただし「遠い的には高めに構える」という方向性は変わりません。
角度を上げると射程は伸びますが、滞空時間も伸びます。敵が動いている場合、そのあいだに横へ動かれるぶん、当てる難易度は上がります。遠距離の敵を狙うときは、動きが止まるのを待つほうが結果的に早いことが多いです。
高低差の読み方
高い位置から低い位置へ撃つときは、落下ぶんの補正が小さくなります。逆に低い位置から高い位置へ撃つときは、補正が大きく必要です。塔の上にいる敵(塔ボス)は、この「撃ち上げ」の典型例です。
塔ボスは塔の上から狙撃してきます(コミュニティ wiki のボス分類)。こちらが平地にいる限り、相手は落ちる矢を計算しなくてよく、こちらは計算が必要という不利があります。遮蔽物の裏へ回るか、接近して角度を殺すのが答えになります。
重さと着弾
矢の Weight は、当たった相手をどれだけ吹き飛ばすかを決める値です(コミュニティ wiki)。重い矢は体勢を崩しやすく、軽い矢は連射しやすい。このトレードオフが矢選びの中心になります。
重い矢のほうが落下が速いかどうかは、公開情報では分かりません(不明)。ただし「重い=当てにくい」と決めつける必要もなく、実際の当たりやすさは弾道より相手の動きに依存します。
練習の順番
- 近距離の静止した敵を、照準どおりに当てる。まず「真っ直ぐ当たる距離」を体で覚えます。
- 中距離で、少し上を狙う。どのくらい上かは、外した矢の落ち方を見て毎回1点ずつ修正します。
- 動く敵を狙う。撃つタイミングを「相手が構えた瞬間」に固定します。
- 高低差のある場所で撃つ。塔の上、段差の上、遮蔽物の影から。
- リンゴを撃つ。小さい的を動きながら狙う練習になり、しかも回復できるので損がありません。
外したときに疑う順番
この順番で見ると、感覚ではなく原因を1つに絞れます。当たらないときは、だいたい距離か高さのどちらかです。
- まず距離。近いのに外れるなら、照準かタイミングの問題です。
- 次に高さ。遠いのに外れるなら、上を向く量が足りていません。
- 次に相手の移動。撃った瞬間に動かれてはいませんか。
- 最後に自分の位置。遮蔽物に矢が当たっていませんか。
弾道の模式図 — 角度と引き絞りで、落ち方はどう変わるか
同じ角度でも、引き絞りが短ければ初速が落ち、矢は手前で落ちます。図の点線が「引き絞り 0.4 秒」、朱の実線が既定の「0.9 秒」。 縦横は同じ縮尺(角度がそのまま読める)ですが、ゲーム内の実寸ではなく近似式による模式図です。
- 角度
- 35°
- 初速(式)
- 35.2 m/s
- 飛距離(式)
- 120.8 m
- 到達時間(式)
- 4.19 秒
- 頂点の高さ(式)
- 22.2 m
式: 初速 = 10 + 28 × 引き絞り時間、落下加速度 9.8 m/s²、発射高さ 1.4 m。係数は説明用の仮定で、ゲーム内で実測した値ではありません。 実際の当たり方は 狙い方と弾道 と 遊び方 を参照してください。
引き絞り時間から、落ちる量を逆算する(近似式)
距離と引き絞り時間から、狙った距離に届くまでに矢がどれだけ落ちるかを計算します。式は 0.5 × 9.8 × (距離 ÷ 初速)²、初速 = 10 + 28 × 引き絞り時間。係数は説明用の仮定で、ゲーム内の実測値ではありません。
予想落下量
| 狙う距離 | 引き絞り時間 | 予想落下量 |
|---|---|---|
| 10 m | 0.4 秒 | 1.1 m |
| 20 m | 0.9 秒 | 1.6 m |
| 30 m | 1.2 秒 | 2.3 m |